福岡日赤で[エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座]2019/1.9

2019年1月19日

福岡日赤で小澤竹俊先生の

講演があり参加させていただきました。

小澤先生はソフトな声でとても心地よく、

そしてお話もとても興味深く、

集中できた有意義な時間でした。

以下の内容は小澤竹俊先生がFBで

お書きになっている内容です。

とても大切な内容なのでシァエさせていただきます。

 

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

<何を学ぶと、人生の最終段階に対応できる人が増えていくのでしょう?>

人が、人生を終えようとするとき、どのような思いで過ごされているのでしょう。なるべく家族に迷惑をかけたくない、痛いことや苦しいことは避けたい、
経済的なことや、お墓のこと、残していくいろいろなことが心配である

昨年の日本人の死亡者数が136.9万人となり、あと数年で150万人を越えていくことが予想されます。従来の医療制度では十分な対応ができず、入院できない、入院してもすぐに退院させられてしまう、誰も助けてくれない、という国民が増えていくのではないかと案じています。

そのような思いから、人生の最終段階に対応できる人材が増えていくための活動をしてきました。

あらためて問います。何を学ぶと、人生の最終段階に対応できる人が増えていくのでしょう。医学的な知識をもとに、病状を正確にアセスメントすることも大切です。あるいは、意思決定支援も大切です。希望しない医療を受けないこともたいせつです。

しかし、日に日に弱り、できていたことが1つ1つできなくなる苦しみを前に、関わり続ける事は困難でしょう。

「何をするとよいのか、援助を関わる全ての人のわかる言葉で伝えること」

医療と言う視点だけではなく、苦しむ人の前で私たち1人ひとりができることがあることを、わかりやすい言葉にして伝えたいと思います。

1月18日には、福岡赤十字病院を会場に在宅ケアネットワーク福岡中央に講師として参加しました。大勢の皆様にお越し頂き有り難うございました。九州・山口地区には、志のある仲間が本当に多く、力を頂いております。

1人の力は小さくても、援助を言葉にすることを学び、仲間が増えいくこと、そして、その仲間がそれぞれの地域でコミュニティーを作り、さらに輪を広げていくことを夢見ています。やがて、その力が集まっていくことで、地域で増えていく様々な困難や苦しみを抱えた人が、安心して過ごせる社会を目指したいと思います。

19日20日は、福岡でエンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座です。インハウス研修をあわせると60回目の講座になります。まだまだ道半ば、全力で走り続けたいと思います。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

以上が小澤竹俊先生がFBでお書きになっている内容です。 

福岡県北九州市門司区

悩み相談/カウンセリングオフィス/

https://www.hitoikiclub.com/

 

 

 

 

 

 

 

Follow me!